|
院長:山下 克也 |
病院長就任のご挨拶
国立病院機構豊橋医療センター病院長 山下 克也
この度、令和4年4月1日より国立病院機構豊橋医療センター病院長に就任しました山下 克也です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、豊橋市の出身で平成元年に防衛医科大を卒業し自衛隊に勤務の後、名古屋大学医学部第2外科にて肝胆膵領域の外科を修練して、ニュージーランドAuckland City Hospitalにて肝移植の臨床に従事しました。平成17年当院開院時に赴任し、現在まで外科医として消化器急性疾患や消化器がんなどの手術、化学療法、救急診療などに携わってきました。
この2年余りの新型コロナ感染症によるパンデミックは、この地域でも皆様の日々の生活、仕事、社会・経済、すべての領域に多大な被害を与えています。当院は保健所など行政機関や豊橋市民病院などと連携して、恵美前院長の指揮のもと病棟編成を迅速に変換するなどして積極的にその診療に当たってきました。
急速に高齢化が進んでいる当地域での新型コロナ感染症の後の世界は、どのようになっていくのかは誰も詳細に見通せない状況かと思いますが、このような変化の激しい時期に院長という重責を託されたことに身の引き締まる思いです。
私どもの病院の理念は、“私たちは、心のこもった医療を提供します” を掲げています。私ども中規模クラスの病院の長所は、1人1人違う病状の患者さん、ご家族の方の状況に寄り添った治療・介護に細やかに対応できることにあると考えています。
今後どのような医療情勢となっても、当院は地域の公的基幹病院として、皆さまに信頼され、地域に密着し社会に貢献できる総合病院を目指し、「心のこもった医療」を提供できる病院となるように職員一丸となって頑張っていく所存です。どうぞ皆様の変わらないご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。