外科では、下記の経験豊富なスタッフが、食道・胃・大腸および肝臓・胆道・膵臓などの各種消化器がんと乳がん・内分泌外科を中心に一般外科診療を積極的に行っています。特に、肝・胆道・膵などの難治性のがんの治療に精通しています。
各種がんに対する治療では、拡大手術から、低侵襲の手術までの各手術を中心に、化学療法、緩和ケアなども含めた質の高い集学的治療をこの東三河地区で提供してきましたが、平成24年12月には、最新の放射線治療機器を導入し、放射線治療も完備して、さらにがん治療の充実が期待されます。
私ども外科診療の特徴は、中規模病院の機動力を生かして、一人一人の患者さんと家族の方の立場に立ち、病状と年齢、体力、家族状況や希望などを十分考慮にいれて、この東三河地域で最も質の高い、どこの病院にも負けない“心のこもった医療”を提供できるように、スッタフ一同心がけて診療にあたっている点にあります。
また、がん疾患の末期の患者さんを対象に、東三河地区で唯一の外来と緩和ケア病棟(48床)と連携して、特色ある心のこもった緩和ケアサービスを提供しています。救急部門にも力を入れ、東三河広域2次救急指定病院として、急性虫垂炎や腸閉塞、腹部外傷、消化管出血、穿孔性腹膜炎などの緊急手術を要する疾患にも当院救急システムのもとに迅速・的確に対応しています。
この愛知県東三河地方および静岡県西部地方の地域の皆様に信頼され、安心とともに満足していただける医療を心掛け、地域の基幹病院として期待に応えられるように、発展を続けています。
当院は、医療の質の向上および患者さんにより適切な医療の提供を目指すプロジェクとして、一般社団法人 National Clinical Databese(NCD)が実施するデータベース事業に参加していますので、その旨お知らせします。なお、この事業の詳細については下記を参照願います。
※一般社団法人 National Clinical Database (NCD) ホームページ[学会認定施設等]
- 日本外科学会認定施設
- 日本消化器外科学会認定施設
- 日本乳癌学会関連施設
- 日本消化器病学会認定施設
専門分野等
食道・胃・大腸と肝臓・胆道・膵臓などの各種の消化器がんと乳がん、甲状腺疾患・副腎疾患から、胆石症、ヘルニア、痔疾患など一般外科疾患と急性虫垂炎や腸閉塞、腹部外傷、消化管出血、穿孔性腹膜炎などの救急疾患まで、幅広く外科疾患を扱っています。
各種がん疾患では、標準的な手術のみならず、治療効果を最大限得られるように拡大手術から、侵襲の少ない治療方法(腹腔鏡手術)までの手術を中心に、化学療法、放射線治療なども含めた質の高い集学的治療を提供しています。胃・大腸・直腸がんに加え、食道がん、難治性の肝・胆嚢・膵がんも積極的に切除を行っています。また、腹腔鏡手術では、大腸がんにおいて早期のものに対して適応を決めて実施しています。
胆石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術は経験豊富であり、術中胆道造影を確実に試行して安全な手術を実践しています。
また、鼡径ヘルニア(いわゆる脱腸)に対しては、従来のメッシュ・プラグ法に加え、腹腔鏡下鼡径ヘルニア修復術も積極的におこなっております。
乳腺疾患に関しては、マンモグラフィーなどを用いた乳がん検診から診断・手術とともに、術後のホルモン療法・化学療法までを含めた集学的な医療を提供しています。マンモグラフィーは、当院外科の4名のマンモグラフィー読影認定医が2重読影した上で診断しています。乳がん手術においては乳房切除による局所再発の無い治療を基本としながらも、患者さんと十分相談してQOL重視の温存治療も積極的に施行しています。センチネルリンパ生検を数年前から導入し、術後のリンパ浮腫、知覚障害の原因となりうる腋窩リンパ節廓清の適応を選択しています。平成18年から、まつおクリニック(豊橋市)など地域医療機関とも連携して診療にあたっています。
主な診療実績(令和5年度)
平成17年3月の開院から、手術症例は年々増加し、令和5年度は、外科における全身麻酔手術件数は279件、局所麻酔等手術132件となっています。
手術症例のうち主なものは、胃がん4例、大腸がん53例(腹腔鏡手術27例を含む)、胆嚢結石・総胆管結石54例(腹腔鏡手術48例を含む)、乳がん96例、各種緊急手術77件などです。また、近年進歩の著しい抗がん剤による化学療法も乳がん、胃がん、大腸がんを中心に、入院および外来にて積極的に行い、年々症例数が増えています。
外科スタッフも年々増員し、診療内容は、消化管・肝胆膵疾患、乳がん、甲状腺がん・副腎腫瘍など開院時より着実に充実してきました。各種ガイドラインに則った標準治療をもとに、がん疾患での積極的な拡大手術や低侵襲な治療法の試みを意欲的に行って、さらに充実した外科診療を目指しています。また、新たな抗がん剤による化学療法や手術方法についての取り組みの一環として、名古屋大学消化器外科・乳腺内分泌外科などの主導する各種臨床試験へ参加し、活動しています。
スタッフ紹介
山下 克也
| 職名 | 院長 |
| 出身大学 | 防衛医科大学(平成1年卒業) |
| 専門資格 |
日本外科学会外科専門医 日本消化器外科専門医 日本消化器病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 消化器がん外科治療認定医 愛知県難病指定医 臨床研修指導医 |
| 所属学会 |
日本外科学会 日本消化器病学会 日本消化器外科学会 日本癌治療学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本腹部救急医学会 |
| 診療にあたってモットーとしていること | 患者さんへは、常に優しく、心の平穏をあたえられるように治療を心がけています。 |
越川 克己
| 職名 | 緩和ケア科部長 |
| 出身大学 | 名古屋大学(平成3年卒業) |
| 出身大学院 | 名古屋大学大学院(平成14年卒業) |
| 専門資格 |
日本外科学会外科専門医・指導医 日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本肝胆膵外科学会 評議員 日本臨床外科学会 評議員 |
| 所属学会 |
日本外科学会 日本消化器外科学会 日本臨床外科学会 日本肝胆膵外科学会 日本癌治療学会 |
伊藤 武
| 職名 | 外科部長 |
| 出身大学 | 福井医科大学(平成13年卒業) |
| 出身大学院 | 名古屋大学大学院(平成26年卒業) |
| 専門資格 |
日本外科学会外科専門医 日本消化器科外科学会消化器外科専門医 日本消化器病学会指導医 日本消化器病学会専門医 日本消化器科外科学会消化器がん外科治療認定医 臨床研修指導医 マンモグラフィー読影認定医 |
| 所属学会 |
日本消化器病学会 日本消化器外科学会 日本臨床外科学会 日本外科学会 日本胃癌学会 日本腹部救急学会 日本救急医学会 日本癌学会 日本乳癌学会 日本癌治療学会 |
| 専門分野・得意分野に対して一言 |
消化管癌の低侵襲手術から進行癌に対する集学的治療を行っています。 また鼡径ヘルニアに対する腹腔鏡手術に力を入れています。 |
稲岡 健一
| 職名 | 外科医長 |
| 卒業年 | 平成18年卒業 |
| 専門資格 |
日本外科学会外科専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本がん治療認定医 消化器がん外科治療認定医 |
大本 孝一
| 職名 | 外科医師 |
| 卒業年 | 平成14年卒業 |
安藤 雅規
| 職名 | 外科系救急部門医長 |
| 卒業年 | 平成23年 |
| 専門資格 |
日本救急医学会救急科専門医 日本外科学会外科専門医 日本腹部救急医学会腹部救急認定医 日本乳癌学会乳腺認定医 マンモグラフィ読影認定医 日本医師会認定産業医 日本禁煙学会禁煙認定指導医 JATECインストラクター |
吾妻 祐哉
| 職名 | 外科医師 |
| 出身大学 | 信州大学 |
| 専門資格 |
日本外科学会外科専門医 日本消化器外科学会消化器外科専門医 消化器がん外科治療認定医 |
野田 有利恵
| 職名 | 外科医師 |
| 出身大学 | 福井大学(令和4年卒業) |
市原 透
| 職名 | 名誉院長 非常勤医師 |
| 出身大学 | 名古屋大学(昭和52年卒業) |
| 専門資格 |
日本外科学会外科専門医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 麻酔科標榜医 臨床研修指導医 |
松尾 康治
| 職名 | 非常勤外科医師 |
後藤 秀成
| 職名 | 非常勤外科医師 |




