当院には、豊橋市民の多くの皆様の "豊橋にホスピスを" という切実な願いを実現した緩和ケア病棟が設置され、全室個室で24床を確保しています。患者さん一人当たり多めの看護師を配置し、心のこもったケアを提供しています。癌で苦しみ悩んでみえる患者さんと家族のご利用をお願いします。 緩和ケア(ホスピスケアともいう)とは病気が進んだ癌患者さんの身体の痛みや心の苦痛といった様々な苦悩を和らげ、いつまでもその人らしく過ごせるように医療スタッフが援助することです。ですから癌の末期、亡くなる直前までホスピスへは行かないと考えるのでなく、まだ身体が元気なときでも、身体に痛みがある時、「これからどうなるだろう」という不安で一杯の時から、私たちのところを訪ねて下さい。 |
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午前 | / | 緩和ケア外来 9:00~12:00 |
緩和ケア外来 9:00~12:00 |
緩和ケア外来 9:00~12:00 |
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緩和ケア病棟はどんなところですか? |
がんと診断されて種々の治療を受けた患者さんや、治すことを目指すのが困難となった患者さんのためのものです。その人がその人らしい人生を全うできるよう援助させていただきます。少しでも患者さんの苦痛を軽減できるよう、また患者さんの希望にそえるよう、話し合いを持ちながら努力していきます。ご家族の悩みや苦しみに対してもケアさせていただきます。ですから決して死を待つところと考えないで下さい。最後まで生き抜く所なのです。そのための援助を私たちは提供させて頂きます。 |
緩和ケアとはどのようなことをするのですか? |
緩和ケアでは手術や抗がん剤の投与といった、がん自体に対する治療を行うのでなく、痛みや呼吸困難などの辛い体の症状を和らげ、不安や悲しみなど心の問題にも手をさしのべます。患者さんの残された日々を少しでも充実して過ごしていただけるよう、医師、看護師はじめ薬剤師、理学療法士、心理療法士、栄養士、ソーシャルワーカーなど多くの病院スタッフがチームを作って援助させていただきます。 |
緩和ケア病棟の見学はできますか? |
患者さんとご家族が緩和ケア外来を受診され、当院で緩和ケアを受けることを了解(または検討)いただいている方に対しては、ご希望に応じて緩和ケア病棟の見学案内をさせていただきます。また、他院でご入院中の患者さんの代わりに、ご家族が来院され、転院相談を受けられた場合もご希望に応じて対応いたします。ただし、病棟は患者さんの療養環境です。療養環境とプライバシーの保護のためにも、病棟見学のみへの対応はいたしかねますので、予めご容赦下さい。
現在は新型コロナウィルス対策のため見学はお断りしています。 |
緩和ケア病棟は一般病棟とどのように違いますか? |
明るく静かで温かい環境となるよう努力しています。病室は24床で、ゆとりある広めの病室を準備しました。全ての病室に洗面台とトイレを完備しています。 患者さんとご家族の用途に応じて、4種類の特別室を用意させて頂きました。また病棟内に こころの相談室、在宅復帰支援室、談話室、食堂、デイルーム、家族キッチン、談話コーナーや、家族控室、面談室、祈りの間、ボランティア室などの付属施設も充実しています。 |
特別室は以下の設定があります。
※平均在院日数は、当院の方針である「3つの入院」をすべて合わせて算出していますので、平均在院日数が入院後の生存期間を表しているものではありません。 |
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