部門のご案内

脳卒中センター


豊橋医療センター 脳卒中センターについて

脳卒中センターは、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)を含む脳血管障害患者に対して、多職種によるチーム医療(脳卒中チーム)の提供を専門病床(脳卒中ユニット)で行うことにより、治療成績の向上を図ることを目的として設置されました(令和元年7月1日開設)。


1)いままでの診療活動

 平成17年3月の病院開設以来、脳神経外科では脳卒中急性期と頭部外傷を診療の柱とする脳神経外科救急医療に重点を置き活動してきました。一方で頚動脈狭窄症や未破裂脳動脈瘤の治療など脳卒中予防を目的とする外科治療も積極的に行っています。なお、年間平均入院患者数はのべ約700名(脳卒中急性期は約300例)で推移しています。

a)脳卒中急性期治療
 平成17年にtPAが本邦で認可されて以来、脳梗塞急性期患者の約12%に相当する年間約30例程度の経静脈的血栓溶解療法を行っています。加えて、血管内治療による血栓回収療法も行っており、年間15~20例の実績があります。
 また、神経内視鏡システムの導入も行い、より低侵襲な手術を目指して、脳出血の手術などで使用しています。

b)手術、血管内治療件数
 脳血管内手術を含めた手術件数は年間約150~180例程度で推移しています。当科では、侵襲性の低い血管内手術を重視しておりその比率が徐々に増加しつつあります。


2)脳卒中ユニットと脳卒中チーム

 当院では、いままでの脳卒中診療レベルの向上と体制強化のため、東3階病棟内に脳卒中専門病床として「脳卒中ユニット」を設置し、この脳卒中ユニットと集中治療室(ICU)の一部病床を脳卒中センターに指定しました。脳卒中センターでは、多職種で構成された診療支援チーム「脳卒中チーム」が、それぞれの専門的な立場から脳卒中診療を多角的にサポートし治療成績の向上をめざして活動しています。

脳卒中チーム構成員(計10名)

 
部署・役職
氏名
脳卒中センター長 臨床研究部長(脳神経外科部長)
酒井秀樹
チームリーダー 脳神経外科医長
山内圭太
サブチームリーダー 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師(東3階病棟副看護師長)
鱧永洋亮
メンバー 脳神経外科医師(2)、看護師(2)、薬剤師、リハビリテーション療法士、ケースワーカー  
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